学園祭準備期間、初日。
今日は8/22で学園祭は9/3〜だから・・・。
あと12日?!
い、、以外に少ない?
いいや、ダメだ!
1度引き受けると言ってしまった以上、覚悟を決めてしっかりやらねば・・・・・・・。
、いざ、参る!!!
Eternal L O V E 〜seigaku〜
「・・・・・・なんちゃって☆お腹が痛いので早退しま・・・・・・・」
「遅せぇんだよ!とっとと行くぞ!」
首根っこを捕まれ、引きずられながら私に1日は始まりました。
こ、これ行き先嫌なことばっかりな気がするんですけど・・・。
初日は誰だって気合の入るもの。
いつもは1分もかからず家を出てダッシュで登校する毎日だけど、今日はちゃんと早く起きたんだ!
髪型もバッチリきめて、いざ出陣!!!
・・・と思ったら会場の前には青筋を走らせた氷帝・跡部部長が。
・・・・・・こ、この先大丈夫なんだろうか?
「おい、聞いんてのか?」
「うおっ!は、はい、聞いてますよ!」
この先の未来について考えていたら、さっきよりも明らかに怒り度が上がっている跡部くんが目の前にいた。
「今日は初日だからな・・・・まぁ仕事は少ないが・・・。ちゃんとやれよ。」
「はいはい。」
「ほら、時間だ。早く行ってこい。」
「はいはい(怒)」
「お前・・・・・。」
スミマセン、こんな感じで12日間過ごすんでしょうか?
・・・・・・耐えられるかな(無理だろう)
「・・・・・・えー、ということで、このたび青学の運営委員をやらせていただくことになりましたです。」
「ちょっ、何でそんな棒読みなんスか!!!!」
「そうだぞ〜!いつも通りにしろよ!!!」
そういえばそうなんです。
結局、帝王跡部様からの「副運営委員長兼青学の運営委員」という、え、ちょ、噛むんですけど!みたいな役目を与えられてしまったんですが・・・。
うちのレギュラーが諦めてくれれば副運営委員だけでいいというお許しがでたので早速お願いに行ったんですよ。
「えー!!!だってがいいんだもん!」
「まぁがやってくれた方が安心できるしな。」
「うん、俺もそれに賛成かな・・・。」
「確かにが運営委員になればうちの勝率が10%ほど上がる。」
「そうッスよ!!!先輩やってくださいよ!!!」
という素晴らしい反論がいっせいに返ってきちゃったりなんかして。
「だって副運営委員長もやんなきゃいけないんだよ!!!どんだけ大変なんだよ!!!」
と、助けを求めれば、
「先輩、体力あるから大丈夫じゃないッスか。」
と、全く人の苦労を考えない生意気ルーキーからのお返事が返ってくる始末。
「手塚部長!!!部長なら私の辛さ分かりますよね?」
と最後の望みに訴えれば、
「・・・・・・・。不二、どう思う?」
と不二くんにふられたわけで・・・・。
あれ?不二・・・くん?
若干どころじゃなく顔が怖いんですけど・・・・・・・。
「そんなこと言うんなら副運営委員長の方をやめればいいじゃない。
は俺達より跡部の方を選ぶの?
まさかね・・・。だって青学の生徒だもんね・・・。
ほら、早く跡部のとこ行ってきなよ。」
「「「・・・・・・・・・・。」」」
目の前には満面の笑みの不二くんが。
ヤバい・・・・と思ったのは私だけじゃなかったようで、皆何も喋れずにいた。
わ、私にどうしろと・・・・。
すかさず手塚部長に助けてサインを送ると、
「ね?手塚もそう思うよね?」
「う、うむ・・・・・。、頼んだぞ。」
不二くんはあっさり私の目線を読んでいました。
「え、ちょ、えええええ!!!!」
「わーい!!!、一緒にがんばろ!!!」
「よろしくな!」
哀れんでくれる青学レギュラーはここには1人もいなかった・・・。
ちょっと期待した私が馬鹿だった!!!
「でも、、何で副運営委員もやってるの?(笑顔)」
「わ、不二くん!!!
そ、それはね・・・・・・。」
今度は不二くんから命令されてしまったので、急いで跡部くんのもとへ。
そしたら、
「アーン?お前、契約書のこと忘れたのかよ?」
「け、契約書・・・?」
「お前、ちゃんとハンコ押しただろ。」
「(思い出し中)・・・・・・ああ!!!」
「もう監督に出しちまったからな。副運営委員をやめるのは無理だ。」
「な、何で!!!」
「だったら青学の方やめろよ。」
「えええ!それは無理だって!(不二くんが怖いんだよ・・・)」
「だったらどっちもやれ。しょうがねぇだろ。」
「・・・・・・ということなんだよね。」
「何でそんなものにサインしたんスか。」
「そ、それは大人の事情がもろもろと・・・・。」
さすが生意気ルーキー。
痛いとことを突いてきますね。
でもこればっかりは・・・・・・。
まさか、跡部くんの言葉に油断しちゃったなんて口が裂けても言えない(言いたくない)
「ちゃんとこっちのこともやってくれるんだろうな。」
「勿論。やるからにはちゃんとやらせていただきますので。」
「ああ、よろしく頼む。」
「よろしくね、。」
不二くんの視線が痛いのですが、気にせず続けなきゃ・・・。
げっ!もうこんな時間。
他の学校の資料とかまとめなきゃいけないっていうのに・・・・・・。
「今回はね、模擬店を出して他の学校と競ってもらうから。」
「へー・・・・関東大会のかりを返すってわけね。」
「望むところッスよ!!!」
「勝った学校には補助金が出るからね。」
「おお、それは助かるな。
備品もだいぶ古くなってきたところだしな・・・これで新しい研究が出来る。」
「ちょ、乾ー!!!何企んでるんだよ!!!」
いつもこんな感じなんですよね。
でもやる時はちゃんとやってくれるので大丈夫かななんて思ってるんだけど。
それにしても仕事多すぎだよね・・・・・。
ええと、今日やることなんだっけ・・・?
「?大丈夫?」
「へ?ああ!大丈夫大丈夫!
あとね、アトラクションにも参加できるから。」
「アトラクション?」
「これは学校単位じゃなくて、他の学校の子とも一緒にできるらしいよ。
優勝したチームには・・・・・えええええ!!!!ウィンブルドンのチケットと航空宿泊券?!」
「す、すげぇ・・・・・。」
「さすが跡部だな。」
「っていうか先輩、知らなかったんスか?」
「え・・・ま、まさか!!!
・・・・・・・内緒だからね!!!」
まさか知らなかったです、なんて言えない・・・・・。
絶対また怒られるもん(跡部くんに)
「えと・・・じゃぁ日程の説明は大石くんよろしく。」
「あぁ。まず、今日から27日までが・・・・・。」
冷静に周りを見渡してみる。
やっぱり安心するなー。
皆それぞれ個性が強すぎてあれだけど、ちゃんとまとまっててくれて、なんかすごくいい。
青学の運営委員で良かった。
このメンバーだったから、仕事は多いけどやってもいいかなって思った。
他の学校とかだったら絶対疲れそう(特に氷帝)
「・・・・・・と、こんな感じかな。」
「うん、ありがとう。
それじゃぁ明日から本格的に始まるからね。やるからには優勝狙うよ!!!」
「もちろんっしょ!!!」
「ホイ、タカさん。」
「よっしゃーーーー!!!!!燃えるぜー!バーーニング!!!!」
「わはは、こりゃ頼もしいわ!
じゃぁ解散ってことで。ちょっくら報告に行ってくるね。」
バタン
ドアの向こうからは今だ収まらない元気な会話が聞こえてくる。
ふふ、ちょっと元気もらったかな。
どんなに辛くても、ここに帰ってくればホッとできる。
よし、早速あの「運営委員室」とやらに行ってきますか!!!
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フフ・・・・そんなに僕が怖いのかな?