。只今ピンチです。














Moment in the sky













「え〜ん、助けてママン。」


私はあなたのママではありません。






ごもっとも(何

でも、今は緊急事態なのです。





「いったいどーしたの?
 精一との約束破ってボコボコにされるのような顔よ。」


「 マジで!?」





それはやばし。

ちなみにこの親友のは幸村の彼女。





「で、何があったの?」


「実は・・・。」











〜10分程前〜












「オイ、。オレの帽子を知らんか?」


「あ、知ってるよ。それならここに・・・ってあれ?」


「・・・無いぞ。」


「あれれ?えっと、どこにいったんだろう?」




たしかここの棚においてあった気が?





「見間違いかな?さっきはどこいに置いたの?」


「そこのベンチだ。」






・・・・・・・・・









「もしかして黒いやつ?」


「ああ。(マネージャーなのに覚えてないのか?)」


「それならゴミ箱に捨てて、美化委員が回収してったよ。」


何!?





























ああ、命の次の次(1命 2刀)ぐらい大事な帽子を捨てられたわけね。






「それで、弦一郎がいきなりキレて・・・。」





そりゃキレるわ。





「何で、捨てたのよ。」


「だって、黒かったからゴキちゃんかと思ったの。」





私は忠実にマネ業を果たしたつもりなのですが。





「バカね。究極のバカね。」


お褒めの言葉、ありがとうございます。


「いや、ほめてない。」


「もーどーしたらいいの?」





そうよね。はこれでも真田の彼女なのよね。

・・・真田のどこがいいのかはあえてスルー。





「じゃあ、新しいの買えば?」


「うん。買ったよ。速攻で同じの。」




10分前の出来事にしては早いな(夢ですから(汗




「じゃあ渡せばいいじゃない。」








「・・・ムリ。」





だっていう言葉ないしだいいちあわせる顔がないっ。





「大丈夫。私に任せて!」


「???」
































「ハァッ、ハァッ、ハァッ・・・。弦一郎〜!」


「ぬっ・・・・、!」





あれからさんざんにいろいろ言われて準備したんだから大丈夫よ!





「弦一郎、さっきはゴメン。ホントごめんなさい。
 ゴキちゃん・・・じゃなくて、わかんなくて捨てちゃったの(かなりバカ)」





やばい。ゴキちゃん恨むぞ(関係ない






「いや、いいんだ。オレも悪かった。
 たかが帽子ごときでついカッとなってしまった。」


「うううん。弦一郎は悪くないの。
 あ、ハイ。これ。」






ぬ・・・なんだ?





「これは・・・。」


「いいからあけてみて?」


「っ!!!」


「一応同じのです。」






やっぱ弦一郎はあの帽子じゃないと。

ピンクとか絶似合わなそう。

え?ゴキちゃんと間違えたのに何で分かったって?

そんなのよ!(ムリ





「気にいってくれる?」




同じのだけどね。




っ・・・・////。」






ギュッ






「やだもう弦一郎ったら。」


「/////。すまんな。」


「いえいえ。私が悪いんだし。」




見て?


空は青いよ。





「青いね空は。」


「ああ。」








「ってあー!!!」


「ぬ、何だ。」


「弦一郎・・・その帽子・・・。」





空を見上げたらふと弦一郎のかぶっている帽子に気付いた。

手には私のあげた帽子が。





「捨てたと聞いたので買った。」


「 うぇぇぇぇぇぇー!」





どうりで違和感がないと思ったよ・・・。



これは・・・。



喜ぶべきかそれとも・・・。






END






管理人のざれ言

ハイ、出ましたね。
なんか私の書く作品には必ずギュッ
入ってる気がします。
抱き合ってることをいみしてるんですけど・・・。
一応、真田、BD記念。オメデトウ!