・・・今日は丸井くんの誕生日です。









恋のカタチ










「ねえ、ねえっ。どーしよどーしよどーしよどーしよ(以下エンドレス)」


うるさい




ぐぞっ。
ったら冷たいんだから。





「一回見せてやろうか。」


結構です





ちっ。せっかく人が親切に見せてやるっていってんのに。



明日はすんごい大切な日。



あっ!私、立海大3年です。(紹介遅

そしていろいろものすごい言葉を発しているのがわが親友(こんなやつとどーやっt(強制修了) 




ってかさんよ。

そんな冷たい言い方ないんじゃない?

やべっ、本当に親友なのか危ない・・・。





「ね、マジでどーしよ。どーしよ。どーしよーーーー。」


「五月蠅いわね。そんなでかい独り言言うなよ。」


いや独り言じゃない


「でぇ?何?このやさC〜様に言ってみよ。」


「(態度デカッ・・・)うん。明日何の日か知ってる?」


「明日?・・・私の誕生日?。」


いや、全力で違うから





もうっもうっ。






「うっ、うっ。バカ〜!!!」


「あー。ハイハイ。冗談よ冗談。丸井のバースディでしょ。」


「そう!そう!でね。何あげようかと思って。」





マジ悩むのよ、マジー(何






「ハ?そんなのケー「ダメ!」」






ダメ!ケーキは絶対NO!




「何でよ。丸井はケーキ好きよ?」


「だって・・・。他の人と同じはやだもん。」




・・・・・・・・・・・・・・




なんだこの長い沈黙は。









「分かった!超ー特大&スペシャル味なケーキで勝負よ!」


「???」


フフ・・・。シチュエーションも大事ね・・・。





なんか今ものすごく不気味な声が聞こえたんですけど。

あえてスルー。

とりあえず親友の言うとおりにすることにした(大丈夫かな?






* * *










「丸井くん。」





えー。早々と当日。

に言われたとおり教室に来てみた。

何でかと思ったらホントに居たよ。





「ん・・・?か。」


「な・・・なにやってんの?」





いつもは部活のはずなのに。





「あ・・・ああ、日誌。くそめんどくせーよな。」





ああ、日誌か。

だからかいるのは。

他の女の子がいないのは丸井くん目当てでテニスコートにでも行ってるのだろう。


。」


「ハッ、ハイ。」





ガタンッ





イス、倒れちゃった。・・・ヘヘ(誰




「ハハハハ、で、何?」


「・・・・。」






なんですかその手は




「・・・何?」




いや、何もしゃべんないと分かりません。

ってか口利けなくなった?(微妙にショック




「丸井くん?」



「丸井さ〜ん?」



「丸井ブン太?」






反応なし。

姉さん悲しーよー。(泣




「ハイ。」


「何?その手。」


「プレゼント。」


「ハイ?」


プ、プレゼント・・・?

はて、渡しにくれるのだろうか。





「だーかーらー。お前っ鈍いな。他の女は一発でわかんのに。」


「いや私、頭正常じゃないから。」


「(認めた?)」


「今日は俺の誕生日だろい?だからそのプレゼント。」




あ・・・ああ!(遅
っていうか・・・///。




「ナイ。」


「あるだろぃ。」


「ナイ・・・。」


「出せ。」


「しょーがないね。ハイ。」


がんばったんだぞう!に言われて(

けどちょっと嬉しいかも・・・。

丸井くんから欲しいって言われたんだし・・・。





「オッ!サンキュー。」




「なっ、なんでしょうか丸井くん。」


「ありがと。」





・・・・・。






いやいやいや。







「ありがとじゃなくて。何この体制。」


「「ハイ。」って言ったろぃ?」


「いやこのプレゼントね。プレゼント。はい。」


「ん。」





・・・状況変わらず。

抱きしめられてます。





「フニャー。放せー。」




でもちょっと嬉しかったり。





だけが特別なプレゼントで嬉しいゼ。」


「いやだ、ちがう。ってかなんで知って・・・。」


に言われたから。」





マジ、との友情が消えそうで怖いです。(それも愛情よ☆(by






「それと。」


「ハイ?」


「”丸井くん”じゃなくて”ブン太”な。」


「・・・。」


がオレの誕生日忘れてるのかと思ってた。ぜんぜん来なかったから。」


「???」


「好きだゼ。」


「は?んっ・・・・んー。」





唇ふさがれた?

ゲッ、グリーンアップル。

「何か?」


「イイエ。」


「今日は最後までつきあってもらうからな。」







このあと、部活をサボった丸井くんは真田に怒られるのであった。



END