青学は嫌な先輩が多いッス。
困難の克服
「うぇっ。今日も部活あんの?国光。」
「(うぇ?)あぁ。」
「さては彼女がいないのだな・・・。」
「何か言ったか?」
「あ、いぇ・・・。」
ったく。
やっぱりマネージャーなんてやんなきゃよかった。
ちょっとノリでやってみたのに(オイ
だぁわってぇ〜。
仕事結構あるし、重いし、眠れないし、眠れないし、眠れないんだよ?
ってクリスマスイヴに部活あるってどうよ。
この日は休みでもいいと思うよ国光。
自分に彼女がいないからって・・・。
「ヤル気なーい。」
「ちゃんとしないと。ね。」
だってだってだって!!!
国光に彼女がいない(まだ言うか)からって部活あるなんてっ!
ひどいよー。
「は用事あるの?」
ギクッ。
痛いところつきますな。不二サン。
「そ、それを聞いたらいかんゼヨ・・・。」
「じゃぁ、僕とすごさない?」
「うわっ。不二もフリーなの?意外・・・。」
「ダメダメ!俺とすごそ?」
あ、でも不二となら楽しめそう。
ロマンチックで。いい感じかも。
英二かぁ・・・。
「〜。オレとすごそ?絶対いいから。」
なんかはっちゃけてて楽しいだろうな。
う〜ん。どっちも捨てがたい・・・。
「先輩♪オレと一緒にクリスマスバーガー食べに行きません?」
「オイコラ。何バカなこといってんだ。」
「「やんのかコラ?」」
「や、やめなって・・・。」
うーん。どうしよ。
桃城くんとクリスマスバーガー。た、食べたいっ!(オイ
海堂くんとか。どうだろ。新鮮そうだけど。
「、今日は一緒にボーリングしに行かないか?」
「。今日空いてるかな?一緒に店手伝ってほしいんだけど。」
ボーリングかぁ・・・。いいね。
あ、でも大石うまいからな。ヘコムかも。
タカさんの店の手伝いね。
前手伝ったことあるけど楽しいよね。
う〜ん。どれもいいなぁ。
・・・って。
よく考えれば逆ハー!?
青学逆ハー夢になってますよ奥さん!
「「「「「「!」」」」」」
「ハ、ハヒ!?」
い、い、今決めろと・・・。
「何やってんスか先輩・・・達・・・。」
「規律を乱すやつは許さん。20周走れ。」
あらまぁ・・・。
私・・・のせい・・・じゃないよねっ。
いやぁ。これで自慢できることが増えたわ。
なんせイケメンで逆ハーだもんね。
「先輩・・・。」
「おっ!リョーマv」
そうか。リョーマはちゃんと練習してたもんな。
えらいえらい。
「どした?」
「今・・・。誰とすごすか決めちゃいました?」
「うううん。誰とすごしてもいいなーと思って。
そういえば国光とすごそうかな?可哀想だし。」
「オレはお前の親友とすごすぞ。」
えっ!
親友って・・・。ちゃんのこと?
「な、なんで・・・。」
「付き合ってるの知らないの「私のちゃんを奪わないでー!(泣」
ぐぞっ。
ん?
「リョーマ?」
「先輩って・・・。部長が好きなんスか?」
「ヘ!?あ、いや、彼女いないのかと思って・・・。別に好きじゃないよ。」
ご、誤解しちゃった?
まさか国光と・・・。ね?
ありえないでしょ。
「先輩!オレとすごして下さい。」
「え。リョーマかぁ・・・。」
ビバ☆逆ハー(いい加減にしろ
「オレ先輩のこと好きッス。他の先輩にとられたくない。
・・・。幸せにするから・・・。」
「リョーマ・・・。」
なんか今キュンてきた。キュンて。
「いいよ。」
「本当ッスか?」
「うそなんてつかないから。」
リョーマかわいいし。
しかも今・・・。カッコよかった。
げっ、好きになっちゃった?
「越前ー。」
「ハイ。今行きます。
、待ってろよ。」
「ヘーイ。」
「本気だかんな。」
この言葉が届くのは今日の夜。
END