聖なる夜に口付けをしよう。













Merry Christmas












「ったく。」











アイツのせいでオレの心は不安定だ。

あの野郎・・・。











「なんや、まだちゃんのこと考えてんのかいな。」


「うるせぇ。何オレ様の許可無くの名前呼んでんだ。」


「ええやんか。それぐらい。」


忍足練習メニュー3倍決定。


「わぁったわぁった。堪忍な。」











どいつもこいつも・・・。

オレ様をバカにしてんのか?(いや、違う











「せやかてな、・・・跡部は何も思っとらんで?自分のこと。」


「バーカ。アイツはオレに惚れてんだよ。」












そうとしか考えらんねぇ。

オレの(違います)との出会いはこうだったな。

と会った瞬間「キャーv」とかいって抱きついてきたからな。

・・・・・・たまんないゼ(大分危険











「あきらかに違うんですけど・・・。」


!!!」











振り向くとオレの愛しすぎてやまないが立っていた。

・・・いや・・・。












「てめぇっ、忍足!何やってんだ!!!」


が座ってきたんやもんしゃぁないやん。なぁv」


「やっぱ忍足の膝の上ってきもちいいね☆」











バキッ。


ドカッ。












「これでいいだろ。」


「ちょ、お、大丈夫?」











あまりにも無礼なことをしやがるから血祭りにしてやった。

フン。ざまぁみろ。

しかも何で名前呼びになってんだ?











・・・。最期に・・・キ・・・s「太平洋に投げるぞ。」











ったく。

まぁ、さっきの出会いはオレの理想であって。

本当はこうだ。












* * *











どうもやる気がでねぇ。

オレ様ともあろうものが・・・。











ドンッ。











あぁ、またか。

オレ目当てでわざとぶつかってくる女。











「てめぇ、いい加減に・・・。」


「ス、スミマセン(汗」











何だコイツ。











「顔見た瞬間嫌そうな表情すんじゃねぇよ。」


「ア、アトベ様・・・。」


「あー。可哀想。」











あぁ、どっかで聞いたことあるな。

・・・。あぁか。

こいつはその親友(?)のか。











〜・・・(泣」


「てめぇ・・・。」


「あっ、あんなところにお日様が見えるー。今だっ!


「オイ、まてっ。」











* * *











抱きついてきた瞬間(ぶつかった)他の奴と違う感覚があった。

オレのもんにしたい。











「・・・・・・ついにオレの嫁に来る準備が出来たか。」


違います。











チッ。まだかよ。

準備くらいオレ様が手伝ってやる。











「いや、昨日はゴメン;ってかそのせいで呼び出しくらった・・・。


「アーン?別にいいゼ。なんならもう1回「結構です。」」











何だよ。

は照れ屋だな。











可愛いゼ。


大丈夫デスカ。











キンコーンカンコーン♪











「あべッ(何」











走るのも可愛いな。

助けてやりたい。

体全体で抱きしめたい。

こう思うオレはわがままなのか?











* * *















屋上だと気持ちよくサボれそうだ(結局移動教室だったので間に合わなかった。

何で私はあんな奴とぶつかってしまったのだろう。

・・・・・・可愛いお姉さまにぶつかればよかったのに(オイ











「ねるかぁ。」


っ!!!」











んーって・・・。











「跡部!あ、イヤ・・・跡部様・・・。


「何やってんだ?」











さてはオレ様を待ち伏せてたんだろ。

素直じゃねぇな。

・・・照れるゼ。











「・・・・・・スンマセン先生。授業戻ります。」


「オイ。」











ギャー!手首つかまれたぁっ!











「スンマセンスンマセン。お許し下さい。
 別にわざとぶつかったわけじゃなく、ただ徒競走の練習を・・・。
 何でもしますからっ。許してください跡部様・・・。」











何でもする?

確かにそう言ったよな。











「フン。じゃぁ目つぶれ。」


「えっ(ドッキンコ)」











私は・・・。どうなるの?

次週に続く!(続きません











「神様お願いです。地に落ちてしまっても救ってください・・・。
 まだやることがたくさんあるんです。

 食堂の限定クリスマスパン買ってないし隣のポチに餌やってないし・・・。」


「うるせぇ。」


「(ヒィ・・・)」












ったく。

不安そうな顔もいいな。

全部オレのもんにしたい。











「メリークリスマス。」











チュ。











「っへ・・・。ってちょっ・・・。」











誘うなバカ。

上目遣いは反則だろ。











「なっ・・・何を・・・。」


「キス。」


「お、音をたててやるなー。」


「今日、オレ様の部屋に来い。」


「ヤ、ヤダよっ!せっかくのイヴが・・・。」


「オレ様と過ごせるんだ。満足だろ?」


「ちょ、んっ・・・はぁっ・・・。」


「大丈夫だオレが支えてるから。」











腕をの腰に回す。

オレを感じすぎて立てなくなったんだろ?

ったく、とことん可愛いな。











「家にきたらもっといいことしやるゼ?」


「い、いいです。」


「あー?」


「ふぁっ・・・。い・・・いく・・・から・・・。んっ。」












聖なる夜に口付けをしよう。

きっと願いがかなうから。











END



*****

えぇー。1万だおめでとうっ!(ドンドンパフー)

ってかとっくにすぎてるんだけどね(オイ

貰ってくださると嬉しいです。

跡部でギャグが書きたかったんです。

忍足出演の(え
では、これからも末永くよろしくお願いします(ペコリ