いつまでこの心、閉まっとけばいいの?
優しく微笑んで
ど、どうしよう・・・。
授業に集中できないし・・・。
「・・・というわけで・・・。オイ、っ!聞いているのか?」
「ハッ、ハイ!スミマセン///。」
わわわっ。マジやばいって。
跡部くんにどう思われたんだろう・・・。
『バカな奴』とか思ったかな?
ハァ・・・。早く席替えして・・・。
ったくコイツは何なんだ?
昨日は初めてテニスコートに来てたしよ・・・。
何で急に来たんだ?
オレにはオレを観ているようにしか見えなかった。
オレを見に来たのか?
だいたいそのせいでまともに練習出来なかったしな。
さっきからずっと跡部くんがこっちを見ている気がする。
私のこと見てるのかもって思っちゃうじゃん///。
例え私のことを見ていなくても視界には入るだろう。
髪型大丈夫かな?
今日もいい匂いすんな。
風に乗って匂ってくる。
いい香りだ。香水なのか?
しかし、こうやって良く観ると以外に美形かもな。コイツ。
あ、跡部くんの方見ていいかな?
誰見てるのかだけ知りたい。
例え私じゃなくてもいいから。
好奇心・・・ってやつかな?
窓の外を見るふりをしながら見ちゃおう。
よっ、よし!
、行きますっ!(行ってらっしゃい
「・・・・・・///。」
「・・・・・・?」
な、何だ急にこっち向いて。
オレのこと見んのか?
・・・いや、コイツ窓の外を見てやがる。
チッ。少し期待したのによ。
「・・・・・・。」
「・・・・・・///。」
やっと視線合わしやがった。
早く気付けよ。ったく。
オレ様が見てやってんだゼ?アーン?
わわわわっ。どどどどうしよう・・・。
前向こうと思ったら無意識に目が合っちゃったよ・・・。
し、しかも何気なく笑われた気が・・・?
思い違いだよねっ!そ、そうだよ。
跡部くんが私なんかに笑うはずがない。
キンコーンカンコーン。
「でわ、ここまで。」
ハァ・・・。やっと終わった。
「なぁ、。」
「んー?っっっ///。」
「可愛かったゼ。」
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