こういうのはうまく表現できねぇんだよ。













不器用















「おはよーっ!」





私、っ!

元気で(自分で言うな)アホな氷帝の中3です。

今日は異状にテンション高いよ・・・。

何故でしょうね?

あっ!あれだ!


昨日ドラマ見て感動したからだ!(激しく否定

まあ、いつもハイテンションなんですけどねっ☆(え





「アンタ、相変わらずテンション高いね。」





おっ、親友登場〜!!!





ちゃんよー、人生前向きに生きてかなけりゃいかんのよっ!」


「ハイハイ。」





いや、普通に流されちゃったよ・・・。

これはちょっと悲しい。

こういう反応はかなりのダメージが・・・。

でもこれもきっと愛なのね!!!





「ハイハイ。変なこと考えてる暇があったらさっさと席に着け。


「(命令・・・!?)ハ、ハイ・・・。」





ちゃん怖いよー(泣















「おはよう忍足。」


「おはようさん。」





私の隣の席は忍足。

不運にもこうなってしまったのだよ・・・。

おかげでキャーキャー五月蠅いわ呼び出しされるわで・・・。





慰謝料。


「ハ?何の話やねん。」





当の本人は自覚なしかよ・・・(急に言われても分からへんやん





・・・あり?





「私の席がないぞ?どうしたんだろ?」


「自分の席はオレの隣やん。」



「いや、それがね、見当たらな「それでな忍足。」





ちょ、ちょっと待て。

せっかくのボケが・・・。

ちゃんとつっこんでくれ・・・。

っていうか!




「跡部!そこは私の席なのですが。」


「だからな。」


「無視ですかッ。」





そうかそうか。

アンタの性格よー分かった(え

それより何で私の席に跡部が座ってるのさ!!!





「跡部、が座れへんで。」


「そうだそうだっ!」





忍足が優しい・・・(泣





「ア〜ン?まだ始まってねぇじゃねぇか。」


「いや、始まってなくともそこは私の席なのですよ。
 どけ。どけ。ひたすらどけっ。


「お前誰に向かって言ってんだ?」


「お前だよ。」





ったく邪魔なんだよ・・・。

跡部はそのまま忍足と会話を続けた。

いい加減どいてほしい・・・。

私は終わっていない宿題をしなければいけないのだっ!!!(え




「跡部どいてっ。」

「っるせぇな・・・。」












キーンコーンカーンコーン。














「っち。」





いやいやいや。

舌打ちしたいのはこっちですよ!

ったく・・・。

跡部はしぶしぶ自分の席についた。





、お前何も分からへんのか?」


「ハ?何を分かれと?」





席に着いたら忍足が話しかけてきた。

何だゴラ。

こちとらさっさと宿題やりたんじゃ(怖いわ





「跡部のこと。」


「あいつの思考を分かれと?無理。





読めないよ。うん。













* * *













授業終了。

今は休み時間。

げっ、また跡部が来たよ。





。」


「何。」


「ちょっと来い。」





ってうわっ!

こ、これって世間一般の『お姫様抱っこ』?

周りの視線がいたい・・・。

だいたい忍足はどうした。

うわぁ、笑顔で手ふってる・・・。

後で絞めとこ(やめろ











あっという間に屋上到着。











「ちょっと、何してくれんのよっ///。」


・・・。」





黙り込まないでほしい。





「跡部?」


「好きだ。」


「ハ?」









ガバッ











だ、抱きしめられてる///





「あ、跡部?」


「好きでたまんねぇ。」


「///。」


「ずっと観てた。」



「ん?」


「だからお前の席にも座りたかった。」





そ、そうなのか・・・?





は・・・どうだ?」


「わっ私は・・・///」





ガラにも無く緊張してるよ・・・。





「どうだろ?」


「今言え。」


「だ、だっていきなりなんだもん!!!」





って、わわわっ(汗

いたるところにキスしてきた・・・。





「ちょっちょっと・・・。」


「早く言え。」





ったく・・・。





「好き・・・かも。」


「フッ。」











今度は唇に・・・。









END